どうする?結婚後の実家との付き合い方
お互いの実家とうまく付き合うコツ
結婚すると無関心ではいられない、お互いの実家とのお付き合い。正月やお盆の帰省から父の日・母の日などのプレゼント、お中元・お歳暮、日頃の連絡の頻度まで、どうするべきか悩むこともあるでしょう。この記事では実家との付き合い方についてよくあるお悩みをあげながら、お互いの実家とうまく付き合うコツについて考えます。
- 正月やお盆には帰省する?
正月やお盆は休暇を取りやすく、遠方の実家にも帰省しやすいイベントです。マイナビ(2010)の調査でも、正月は8割超、お盆は6割弱の人がお互いの実家に帰省していました。[1] しかしそれだけに帰省時のふるまいや手土産など、帰省に伴うお悩みも多くなりがちです。近年では妻が夫の実家に帰りたがらない「帰省ブルー」も話題になり、ゼネラルリサーチ(2019)の調査では6割超の妻が義実家への帰省に「休んだ気がしない」「気が進まない」「ストレスが溜まる」などのネガティブな感情を持っていることがわかりました。[2]
一方で同調査によると、夫の母親は帰省してくる息子の妻に対して「ゆっくりしてほしい(30.7%)」「ごちそうを作ってもてなしたい(24.8%)」と好意的な意見が多数。「義理の両親には気を遣って疲れる」という人も多いですが、あまりかしこまりすぎず自然体で過ごすのもよさそうです。
- 父の日・母の日のプレゼントは贈る?
父の日・母の日は、2人の両親に感謝の気持ちをあらわすよい機会です。クロスマーケティング(2021)が全国20~69歳の男女に行った調査結果によると、父の日・母の日に「プレゼントを贈る」と回答した人は約3割。ほかにも「電話やLINEなど、連絡をする」「一緒に食事をする」など、この日をきっかけに何らかのコミュニケーションを取る人が多いことがわかりました。[3]
プレゼントを贈るとき、悩むのが内容や予算です。エン・ジャパン(2020)の調査によると、父の日・母の日に贈るプレゼントの予算はどちらも「5000円以上~1万円未満」が最多(父の日37%、母の日40%)と同額程度の人が多い模様。プレゼントの内容では、父の日は「お酒(31%)」や「靴下・パジャマなどの衣類(29%)」、母の日は「カーネーションなどの花(44%)」を贈る人が目立ちました。[4]
一方で同社が子どものいる父・母にほしいプレゼントを聞いたところ、第1位はともに「“ありがとう”の言葉(男性43%、女性49%)」という結果に。子どもとしてはあれこれ悩んでしまいますが、親目線では元気な声を聞かせてもらえることが何よりのプレゼントなのかもしれませんね。
- お互いの実家との関係を良好に保つには?
こうした年中行事以外にも、お互いの実家とのお付き合いの機会は多いもの。関係を良好に保つためには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
不二家(2013)の調査からは、実家を含む親族との付き合いについて「配偶者が不安や悩みを聞いてくれる(66%)」と回答した人は過半数に上り、中には「理解して話も聞いてくれるし、サポートもしてくれるので感謝している。だから私も自分の親族が主人に失礼のないよう、また主人が私の親族と気持ち良く付き合えるように心がけている」という意見も見られました。
こうした配偶者へのサポートを互いに行いながら、その家族にとってよい距離感を見つけることは、実家との関係を良好に保つひとつの方法だと言えるでしょう。実家とのコミュニケーションが楽しくなれば、新婚生活もきっとより充実したものになりますよ。
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